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四柱推命を仕事で扱うことについて周りの反応
四柱推命ではないのですが、占いを学んだり仕事にしたら、周りの人が離れていったとか、家族と上手くいかずに離婚したとか聞いたことがあります。「占い師になる」と聞くと怪しいと思う気持ちも分からなくもないです。
先生のウェブサイト、お仕事からは全く「怪しい」という感じはしません。先生がこの仕事をされてきて、四柱推命、占いを扱うことで、周囲の人から反対されたり怪しまれたりなど無かったのでしょうか?誤解されないように気をつけていることなどあれば、教えていただきたいです。
回答:反対されたりはほとんど無かったです。怪しまれたりはあったかもしれません(自身が気付かないところで)。
この質問、すごくいい質問だと思います。まず、私が四柱推命を学び始めた頃のことを思い出してみます。ブログで何度も書いてますが、私は、「四柱推命を誰かに教わったことがない」です。占いの店に出入りして、そこの先生に習ったりも一切無かったですから、「四柱推命を学ぶ際の行動」が怪しまれることは無かったです。23歳頃から、黙々と自室で四柱推命の本を読んでいましたので、最初の頃は、「うちの息子は占いみたいなものをやり出した」とも気付かなかったと思います。
私が四柱推命を学び始めの頃、四柱推命の書籍購入のために利用していた店が関西の「三密堂(さんみつどう)」というお店でした。三密堂さんから小包が届くたびに、「(また、怪しい名前の店から何か届いた)」と家族の誰かが思っていたかもしれません(笑)。そのうち、私が「四柱推命」というものを勉強していることを親が知ることになりますが(開業の数年前)、怪しむという感じではなかったです。むしろ、「息子が何か変わったことに熱中しているな~」と見てたのではないでしょうか。
その他、母が職場の方に話したのでしょうけど(母はお喋りです)、母の職場の方を占ったことが何度かあります(2009年よりも前のこと)。当時は、あくまでも「アマチュア」として、無料でそのようなことをしていました(お声がかかれば鑑定する感じ)。私は「四柱推命のプロ」になりたいとは全く考えてなかったですし、占い師的な怪しい恰好もしてないし、そんな雰囲気も無かったので、「怪しまれたり敬遠されること」は無かったです。
その後、今の仕事で2009年に開業しますが、親の反対は無かったと思います。「その仕事で食べていけるようになれば大したものだ」という感じで見ていたと思います。ただ、母は、かなり心配していて、開業当初、あまり売り上げが出てないことを知ると、「早くやめて、どこかに就職したら」とよく言ってました。
その後、安定して売り上げが出始めると、「就職したら」とは言わなくなり、「結婚はまだなの?」みたいなことを言い出しました(笑)。今でも家族との仲は良好です。私の仕事を知って離れていくような友人も特にいなかったです。むしろ興味を持って、「俺も占って」みたいなことが何度かありました。
いつも意識していることですが、家族間以外のプライベートでは(友人、知人の間では)、「四柱推命」のことは殆ど出しません。友人、知人との間で、「四柱推命で仕事やっているんだ」とか、自身から話したことは無いです。相手から聞かれたら、こういう仕事をしていると説明するくらいです。家族の間では、時々、四柱推命の話になりますが(来年の運気はどうかと親や妹に聞かれたり)、そこから、あまり話を広げないようにしてます。
占い師さんで、人が離れていくタイプの方は、プライベートにまで「占い」をかなり持ち込んだ生活をされているのでは?と思います。お客さんが少ないからと言って、友人に、「誰か、お客さんを紹介して」みたいに、しつこく迫ったり、「あなたはこうこうで、こういう星があるから、こういう点を治したほうがいいよ」など家族に言ったりなど。「占いどおりに生きてこそ幸せがある。私の占いは当たるのだから信じなさい(信じないのはおかしい)」みたいな雰囲気を醸し出す人は間違いなく嫌われますし、人が離れていきます。「占い」に権威を持たせて、それを振りかざす人が嫌われるのだと思います。
私は、開業当初から、「占い師っぽく見られるのは嫌だし、俺は巷(ちまた)の怪しい感じの占い師ではない。ただ、四柱推命を仕事(アドバイス)で使いたいだけ」と強く思っていました。ただ、「四柱推命」を扱うとなると、どうしても、「四柱推命=占い」という風に見られてしまいます。
「そこをなんとかしたい。この業界で、四柱推命に対する、占い師的なイメージを何とか違う感じに変換して、仕事としてやっていけないだろうか」と考えて、「とりあえず、屋号は占い師と思われないようなものがいい」ということで、当時、好きだった、とある社名に似せて、「M&L Consulting」にしました。
「四柱推命占い」ではなく、「四柱推命を駆使してコンサルティングをやるんだ」という、私なりの強い意思表示です。
当初は、「コンサルティング」は英字でした。2013年に法人になる際に英字からカタカナに変えて、「M&L コンサルティング」としました。
とにかく、「占い師臭さ」は出さないようにといつも意識してました。当初は個人事業でしたし、信用も信頼も実績も何もありません。見知らぬ人から見れば、当時の私は、「よくある怪しい儲からない個人事業者」でした。私個人としては怪しいビジネスをするつもりは全く無かったのですが、一般の方にそれが伝わるかは分かりませんので、とにかく、「怪しさは出さないように。占い師臭さは出さないように」と心がけました。
2009年の開業時に、占い師さんのブログやサイトを沢山、偵察して思ったのが、「なんか、サービスの説明がおざなりだな~。料金も分かりにくいし、どこかエビデンスに欠ける説明が多すぎる。この人は信用ならん」ということです(笑)。
その他、「住所や電話番号や本名をブログやサイトに載せてない占い師がかなり多いな」と開業当初、感じました(今でもかなり多いです。良い子はマネしてはいけません)。
※特定商取引法で定められています。詳しくは下記を参考にしてください。
「サイトやブログで集客して、メールや電話や郵送などを使ってサービス提供(通販)してるなら載せないとダメなんじゃないの?」と当時、思いました。今でも思ってますよ。住所も名前も載せることができない事業者の多いこと!
それらの積み重ねによるものなのか、「サイトやブログを出している日本の占い師はどこか胡散臭いのが多い」と感じました(笑)。「まっとうなビジネス臭」がせず、「胡散臭さ」がつきまとう占い師のサイトやブログが大半でした。
2009年の開業時に、「M&L Consultingはそんな胡散臭いことを一切しないようにしよう。まっとうに仕事しよう。正当なビジネスをやるんだ」と決意しました。開業時から住所、電話番号(固定電話)、本名はきちんとサイト、ブログに載せてます。携帯電話でなく、ちゃんと固定電話を開業する前に契約しました。
法律違反ではありませんが、「固定電話の番号を持たない個人事業者」は、どこか胡散臭いのです(個人的な意見)。「あなたのところは固定電話を契約するお金も無いほど儲からないのかい!」と突っ込みたくなります。ましてや、携帯電話番号も明示してない占い師など、私からすると、ちょっと怪しいです(笑)。私の独断と偏見です。
それと当初から、おかしな名前(芸名と言うのでしょうか)で活動せず、本名で仕事しています。私が、「デスティニー武田」とか、「フォーピラーズ武田」とかの名前だったら変でしょう(笑)。
そのような日々の心がけ、積み重ねはこれからも続いていきます。以上、お答えしました。