私は人に教わることが嫌いだったので、四柱推命を独学をしました。大きいことを言ってしまいますが、「劉伯温さんは人に一切教わらず、自分で研究を重ねて、滴天髄(てきてんずい)を著したはず。俺も劉伯温さんには遠く及ばないけど、自分で研究重ねて、自身の四柱推命理論を打ち立てるくらいの情熱でやるよ」と今でも思ってます。道の無いところに道を切り開くのが私の性分です。これから独学で四柱推命を勉強しようとお考えの方には、この記事が参考になるかと思います。
四柱推命占い師になりたいと強く思い続けることができるかが、まず大事
四柱推命占い師(プロ)になる上で、1番大事なこと。四柱推命占い師になりたいという気持ちは確かですか?揺るぎないものですか?四柱推命は好きですか?努力できますか?何があっても四柱推命を勉強し続ける覚悟はありますか?中途半端な気持ちではいけません。四柱推命で食べていきたい、四柱推命でお悩みの方にアドバイスをしたいという強い気持ちが大事です。
※四柱推命占い師と言ってもピンからキリまでです。適当な四柱推命判断で、適当にアドバイスする占い師も多くいます。技術が不十分なわりに、偉そうなことをブログで書いてるのもいます。昔ながらの四柱推命をごり押しで使う占い師もいます。
四柱推命占い師(プロ)になるのはとっても簡単です。その方法は・・
四柱推命の占い師(プロ)になること自体は別に難しくありません。「今から四柱推命のプロです」と宣言するか、自身の心の中で強く思えば、その時点で四柱推命のプロですよ。四柱推命のプロと言っても、国家資格(こっかしかく)が無いと、四柱推命のプロを名乗れないわけではありません。
民間の団体や個人主催の講座での四柱推命資格をひっさげて、「四柱推命のプロ占い師です」と宣言するのもいいでしょう。ちなみに私は四柱推命の資格は何も持っていません。無資格ですが四柱推命のプロです(四柱推命で食べてますので)。ただ、「占い師」という意識は開業当初からありません。お客様に対して、何がなんでも四柱推命を提供するわけでもなく、アドバイザー、相談員、支援員、コンサルタント、時にはカウンセラーのような意識で仕事に取り組んでいます。
私のことを、「無資格の胡散臭いやつだ。この人間の四柱推命は信用ならん」と思う方もいるでしょうけど一向にかまいません(ありがたいことに毎日仕事に追われています)。・・・と自身満々で言えるくらいに仕事が増えればいいのです。
四柱推命の資格(免状)は何の役にも立ちません(むしろ無いほうが自由に活動できていい)
私の講座を受講されている受講者さまの中に、「四柱推命の資格、免状をよそで貰ったけど、四柱推命の腕は全くありません。自信がありません。先生(武田)の講座できちんと四柱推命を勉強できて良かったです」というような方が何人もいらっしゃいます。これは一体何でしょう。おかしな話だと思いませんか?
よその流派(その流派の正式な免許を持っている人物)で四柱推命を勉強して免状をもらったけど、四柱推命の技術に自信が無いので、弊社の四柱推命通信講座を受講される。その通信講座の講師(私)は独学で四柱推命を勉強した、無資格の人物。
お客様からすると、「この人、資格持ってるから(免状があるから)、相談を依頼しよう」なんて方は多くはないと思います(全くいないとは言いません)。四柱推命資格が無くても、「四柱推命の技術、サービスの付加価値」が確かなら、仕事はいくらでも来るのです(口コミ、評判の力です)。
四柱推命の勉強方法はいくらでもあります。私も実際にやった、いくつかご紹介します
●ヤフーの知恵袋の「占い」のカテゴリで、「占ってください」と生年月日(たまに時間も)を載せて質問している方がたくさんいますので、無料で四柱推命で見てあげる。
※既に四柱推命占い師としてプロ活動されてる方でも、上記の方法をすると集客につながります。知恵袋で集客をしたい場合は、ご自身のサイト、ブログなどのURL、またはメールアドレスを必ず、知恵袋のマイページに記載しておきます。そして、無料でどんどん回答をしていく過程で、「この人に有料で相談したい」というお客様が、マイページから直接、連絡をくれるかもしれません。
●図書館にて、年鑑に記載されている生年月日と、職業を片っ端からノートに写して、その生年月日と、職業の関係性を四柱推命で検証する(24歳頃にこれをしてました。1000人ぐらいの命式を出して、職業との関係性を検証しました)。
その他の、私が実際にやった四柱推命の勉強方法
まずは家族、親しい方、よく知ってる方、気になる方の中で、生年月日(できれば生まれた時刻も)が分かる方について四柱推命で見てみるといいです。生まれた時間が分からない場合は、時刻無しでもいいでしょう。まずは、それらの方の性格に着目して、その性格を率直に紙に書いていくといいです(主観で構いません)。
「父親は明るくて豪快な性格、母親は大人しい性格、兄は少し我がままな性格、妹は気の弱い性格、息子は我がまま、娘は気弱だけど優しい性格、友達は少し我がままで見栄っ張り、昔の彼氏は優しい性格だけど優柔不断、小学校の時のあの先生は気が強くて怒ると怖い・・・」などなど。
そして、それらの方の、「日干」だけを、性格の横にでも書いていくといいです。その過程で気付く点があるかもしれません。気弱、大人しい性格の人には、日干が陰干(いんかん)が多いとか。また、明るい性格、気の強い性格の人には日干が陽干(ようかん)が多いなど(あくまでも傾向です)。
※日干が陽干か、陰干かで、その方の印象というか、他者から見る、その方の表面的な性格が決まると言われてます(内面は通変星や、格局や、身弱、身強などで見ます)。
※陽干(ようかん)とは、甲、丙、戊、庚、壬です。
※陰干(いんかん)とは、乙、丁、己、辛、癸です。
天干に陽干が多いか、陰干が多いかで、その方の性格傾向がさらに分かります
少し解釈をお伝えすると、天干4つのうち、4つとも陽干という人は外向性、社交性が顕著で、元気が良く明るいなど判断します(あくまでも簡単な見方です)。反対に天干4つが陰干という人は、大人しい、控えめな口数の少ない物静かな傾向など判断します。天干に3つならその傾向が少し弱まり、天干に2つなら、その傾向がさらに弱まります。
ちなみに私の天干は陽干が2つ、陰干が2つです。この、「天干に陽干(陰干)が何個あるか」での性格判断と、先ほど出した、ご家族、友人、知人の方の性格傾向を照らし合わせてみると、何か共通点や気付く点があるかもしれません。
※例えば、天干に陽干が4つの人に対して、「気が弱い」と判断してた場合、「何でだろう?」となりますね。こういう場合は私だったら、「これまで運気が良くないかな?」と考えたり、「身弱の内格かな?」と考えたりします。この「何でだろう?」が四柱推命の勉強では大事です。
先ほどの理論(日干が陽干か陰干、天干に陽干、陰干がいくつある?)で説明が付く人はいいのですが、説明が付かない人については、別の理論で説明を付ける必要があります。別の理論については、皆さんがご自身で本を読んだり、講座で勉強されて学んでください。この理論は、流派により様々な違いがありますので、信頼できる流派(本)を見つけることが第一歩です。
天干に何の通変星があるか?天干に多い通変星、少ない通変星で、その方の性格傾向がさらに分かります。
通変星は10個あります。比肩(ひけん)、劫財(ごうざい)、食神(しょくしん)、傷官(しょうかん)、正財(せいざい)、偏財(へんざい)、正官(せいかん)、偏官(へんかん)、印授(いんじゅ)、偏印(へんいん)です。どの通変星が天干に出ているか?でその方の性格傾向、能力がわかります。また、何の通変星が天干に多いかで、どんな特徴を持った方かがわかります。天干に出ている通変星と、その方の性格を照らし合わせることで、「通変星の意味、出方」を実感として理解できます。
これを芸能人などでやっても勉強になります。そうですね・・・最低でも家族、知人、友人、芸能人など合わせて1000人ぐらい命式を出して検証すれば、少しは通変星の意味、出方などを実感して理解できると思います。こういう実践勉強をせず、四柱推命の本を買ってとにかく読むばかり、講座で教わるばかりでは、いつまで経っても本当の実力はつきません。
私は当初、上記の勉強方法を散々やりました(20代前半)。格局とか喜神、忌神などは置いといて、まずは「通変星」です。プロの道はそう簡単なものではありませんが、「絶対にプロになれない」と確定しているわけでもありません。10年ぐらい前、私は、この記事を読まれているプロ志望の皆さんと同じような心境でした。
「自分が四柱推命のプロなんて、なれるはずが無い」という気持ちと、「でもやってみたい。挑戦したい。頑張ってみたい」という気持ち。相反する気持ちを天秤にかけて、「ダメでもいいから、とことんやってみよう。死ぬ気でやってみよう。それでダメなら諦めよう」と決意しました。
結論を言うと、「死ぬ気で努力したが、想定していたほど苦しいこともなく、食べられるようになった」というのが正直な感想です。皆さんも頑張ってみてください。応援してます。
独立したが、四柱推命占い師としての活動が続かない人
四柱推命占い師を目指して頑張っていた方、もしくはプロ活動を始めたはずが、初志貫徹ができず、断念する方が少なくありません。自前のウェブサイトを作って、最初はなんだか華々しくプロ活動をしてたように見えたけど、気が付いたらウェブサイトが見れなくなって、どこにいるか、何をしているか分からない方など普通にいます。ラーメン屋などの飲食業と似ている感じで、3年、もたない人が少なくないです。
占い師としての活動が続かない理由は、やり方も悪いが、高いプライドが原因かも
弊社の講座で学んだ方の中にも、プロ活動を始めたけど、いつの間にか消えた人もいます。消えてないけど、消える寸前で苦戦されてる方もいると思います。助けてあげたい気持ちはあります。消える前に私に相談してくれればアドバイスするのですが・・・・・・。
しかし、そんな消えていく人に限って、「私に対して不義理なことをした人」が少なくない。四柱推命を教わった師に対して、そんな不義理をするような、ひん曲がった性格だから、仕事もうまくいかないのかもしれません。
結局、ご自身で撒いた種ということです。私が年下なので生意気に感じるのかもしれませんが、そんなこと言ってる場合ではないでしょう。どんな業種でもそうですが仕事に年上も年下もありません。年齢が下であろうと、経験豊富で技術もあり仕事ができる方が、その分野での先輩です。
事前に相談してくれれば、仕事を立て直すためのアドバイスを行うのですが、「プライド」が邪魔してそれができないのかもしれません。「何があろうと、あの男には絶対に世話にならない!」などと考えているのでしょう(笑)。私から教わった四柱推命はしっかり使っているのに・・。
経済的にきつい自営業者が考えることは大体同じ(お金を借りたい)
プライドなんて捨ててくださいよ。滞りなく仕事が続いていって、毎月、きちんと売り上げが出て、利益が出て、自分自身の生活費、住居費が毎月、十分に足りることがどれだけ心の安寧に繋がるか。自身の力では、これ以上の挽回が難しくてお金も足りない、どうにも首が回らない時、どうするのですか?
今まで全然付き合いの無い銀行や信用金庫に融資をお願いしますか?おそらくお金は借りられませんよ。銀行は、「晴れてる日に傘を貸し(経営が安定している事業者にお金を貸す)、雨の日は傘を貸さない(経営が良くない事業者にはお金を貸さない)」とよく言われますが、実際その通りです。ヒドイ所になると、雨が降り出したら、貸してた傘を取り上げるところもあります(経営の良くない事業者へ、残りの返済を早くしろと迫る。通称、「貸し剥がし」)。
銀行は、経営状況の良くない自営業者にお金を貸したくない
売り上げが出てなく、今後の明るい展望が無い、切羽詰まった事業者に、ポンと低利率でお金を貸す、「金融機関(銀行)」は、まずどこも無いです(そんな良心的すぎる金融機関は融資希望が殺到して、お金が無くなって、すぐに潰れます)。貸してくれるところは利率の高いキャッシング系しかないです。
そんなところでお金を借りたところで、売り上げがままならないのですから、返済自体もままならないです。結局、今度は「個人」でどこかでキャッシングして、そのお金を「自営業の返済」に充てるなんてことになりかねません。個人のキャッシング分も返済しないといけないし、仕事で借りた利率の高い借金を返済しないといけない。
自営業者が陥りやすい返済地獄の3歩手前
そのまま自滅していくのですか?それとも、プライドを捨てることができるのか?
好きな四柱推命でプロ活動をしながら、毎月、一定の収入があることで(会社勤めよりも稼ぎが多くて)、家族、子どもを十分に食べさせていけたら、どんなに日々が楽しくて幸せなことか。
素直に教えを請いたいという謙虚な姿勢がある方は、周囲の方も手助けしてくれると思いますよ。今の苦境を挽回して売り上げを上げたいなら、素直な気持ちで「売り上げが出ていそうな身近な方(業種問わず)」に頭下げて相談されるといいです。晩御飯に焼肉食べ放題ぐらい奢れば、丁寧にアドバイスしてくれる方がいるかもしれません。少なくとも私だったら、「ごめん。お金は払えないけど、今度、晩御飯に焼肉食べ放題を奢るから、どうかアドバイスして欲しい」と丁重に言われたら、「いいよ」となります(笑)。その謙虚な気持ちが大事です。なんとか今のきつい状況を挽回したいという気持ちは、「同じ自営業者」の方ならよく分かりますし、謙虚なお願いなら、「何とかしてあげたい」と誰もが思うものです。サラ金で金借りるより、よほどマシな方策です。
焼肉を奢ってでも、他者からアドバイスを貰うくらい出来ないようでは、「自営を続けていくこと」は難しいかもしれません。その程度の素直さ、謙虚さも持ち合わせていないようでは、なかなか厳しいかもしれません。
四柱推命で食べていける人、食べていけない人の違い
弊社の四柱推命通信講座は、開講して12年目を迎えました。弊社の講座を受講したのち、プロとして活動を始めた方が、ウン十名、いらっしゃいます。別に「四柱推命のプロ」になること自体は難しくもなんともありません。難しいのは、「四柱推命で稼ぐこと」であり、「四柱推命で食べていくこと」です。
日本において、四柱推命占い師として独立開業されて、四柱推命だけで(四柱推命関連だけで)食べていけてる方は、全体の1割ぐらいじゃないでしょうか(1割も満たないかもしれません)。
中には、「四柱推命のプロになりたいです!」という意気込みとは裏腹に、中途でプロになることをあきらめる方が沢山います。弊社の講座受講者さまの中にも、そんな「裏腹な方」が沢山いますよ(本当のこと)。ご自身は頑張ってらっしゃるのでしょうけど、「結果」が付いてきてない。そして講座をやめてしまう。なんやかんや理由をつけて講座をやめる。私には「言い訳」にしか聞こえませんが黙ってます。
プロを目指す人は、言い訳無用で頑張りなさい
プロを目指すなら、「言い訳無用」という強い気持ちで、初志貫徹して欲しいのですが、初志貫徹ができない。あれこれとプライベートなことでいっぱいいっぱいになり、「四柱推命の勉強がおろそか」になる。これが私には少し理解が難しいです。
私の所感としては、「プライベートと四柱推命が完全に分かれている方は、食べていけるプロになるのは難しい」ということです。四柱推命って、そんなに敷居の高い、高尚な、格調高い占いではありません。しかし、「四柱推命の勉強って大変だな~、難しいな~、ややこしいな~」と、四柱推命に対して距離を感じる方も沢山います。率直に言うと、そんな方は、「四柱推命のプロ」は向いてないです。いや、「四柱推命」自体に向いてないです。
私の場合、四柱推命とプライベートが同じでした。20代のサラリーマンの頃、唯一の息抜きが四柱推命みたいな時もありました。仕事が嫌になった時でも、「嫌な上司」の生年月日から命式を出して、「ああ、こんな命式だから、あんな嫌な感じなんだ」と溜飲が下がりました(笑)。私にとっての四柱推命とは、心の拠り所というか、「人生の軸」、「会社組織で仕事をする上での軸」になるものでした。ストレス解消が四柱推命でした。四柱推命が難しいな~と思ったことは、今までの四柱推命人生20年の中で「1秒」もありません。
暇さえあれば四柱推命に没頭する。これが「四柱推命プロ」に向く方です。「四柱推命で食べていける可能性が高い方」です。
プロになるための四柱推命の勉強は毎日きちんとやって、空いた時間で習い事をする、友達とランチに行く・・・四柱推命の勉強ばっかりじゃ息が詰まる・・・などなど、四柱推命を置いて、その他のことに費やす時間のほうが長い方もいるでしょう。こういう方は先が見えてます。四柱推命のプロになれたとしても、その先の「四柱推命で食べていく」がなかなか見えてこない可能性の高い方です。これが真実だと思います。
四柱推命のプロもピンキリです。「別に四柱推命で食べていけないと困るわけでもない(他に仕事のアテはある)」なんて考えの方は、なぜ、四柱推命のプロを目指すのでしょうか?私には分かりません(笑)。四柱推命で食べていけなくていいなら、四柱推命プロを目指すための勉強をする必要ないじゃんと、私は思うのですが。私のように、「四柱推命」しか食べていく道が無かった人間なんて、今のご時世、少数派でしょう。何でもソツなくこなして、四柱推命にも長けているなんて肩書のプロを見かけるのですが(アメブロに多い 笑)、羨ましい限りです。
開業したばかりでも、占い料金は安くしないほうがいい
占い師として個人事業を始めたばかりの方は、「ご自身の仕事での料金(いくらで、お客様にサービスを提供するか)」を色々と悩まれると思います。開業したばかりの状態で、あまりに高額な料金を設定しても、お客様はほとんど来ません。ご自身の存在が知られてないですし、信用も信頼もツテもあまり無いので当然です。
じゃあ、安くすればするほどお客様が来るだろうか?と考える方がいるかもしれませんが、あまりに安い料金を設定しても、お客様は敬遠することがあります。「こんな安い料金で占ってくれるって・・・。あまり腕(技術)がたいしたこと無いのだろう(安くしないとお客が来ないのだろう)。そんなサービス受けたくないわ」と考えます。そして、あまりに低額でサービスを提供するのは、「ご自身」が疲れてしまいます。疲れるわりに稼ぎが少ないためにワーキングプア占い師になってしまいます。
「じゃあ、どうすればいいんだ?お客が来ないし、少しくらい料金下げたほうが、お客様も申し込みやすいと思うけど」とお考えになるでしょう。私も開業当初はよく考えました。
開業初期は本当に売り上げが出ず、1番苦しい時期です。しかし、そこを何とか踏ん張らないといけません。例えば、四柱推命相談お1人の料金ですが、「数千円」というのが相場かと思います(4000円前後でしょうか。時間は様々ですが1時間以内でしょうか)。ここを基準として、開業時は半額の2000円ぐらいでサービスを提供する。半額でのサービス提供を1年間やってみて、2年目からは数百円上げる。3年目はまた数百円上げるという風に、段階を踏んでいくのが良いかと思います(私はそんな感じでしました)。
※半額のサービス提供でも申し込まれる方が少ない場合ですが、そこをさらに下げてしまうと、私個人の考えでは、「素人のサービスとそんなに大差無いのでは?」と思われかねないと思うのです。だから、「料金は安すぎるのは良くない」と私は思ってます。
開業当初にお客様が来ないのは、「しょうがない」のです。アナタの存在があまり知られていないのですから。短絡的に、「料金が高いのだろうか?何かサービス内容が良くないのだろうか?」などと考えがちですが、そうではなく、「単純にアナタの存在に気付いていない」ことが大きな理由です。だから、開業当初は、「ご自身の存在や付加価値を周知させること(宣伝広告)」を頑張るべきです。
料金の値下げはあまりしてはいけない。むしろ、下げに下げて、1000円以下まで下げてしまったり、「無料モニター」などはあまりすべきではないと思ってます。どうしても無料でサービスを提供したい場合は「無料なのであまり労力はかけられず、サービスの質は下げてます(有料サービスもあります)」という感じで周知させたらいいかなと思います。「無料サービスですが、有料サービスと同じことをします(期間限定)」というのは良くないと思います(お客様がいないのを広報しているようなもの)。
「プロ」として独立したなら、「プロとしての付加価値」を意識して欲しいです。「私はプロなんだ。私の持ってる技術は一般の人は持ってない。だから、無料や低額ではしないよ」という自負とプライドを持って欲しいと思います。
私は独立して12年目になります。これまでの11年の中で、私と親しい方から、「四柱推命、けっこう詳しいみたいね。自分も視てよ」と言われることが何度もありました。そのたびに、「料金は1人〇〇〇〇円です。割引などはありませんので」と伝えると、大半の方は、「じゃあいいよ」となります(うん、わかったと言って、何も音沙汰無しも多いです)。いったい何なんでしょう?「親しいんだから、すぐに無料で視てくれるかな~」とでも思っていたのでしょうか?
ふざけるな!ですよ(笑)。「いくら親しくても、俺は無料では四柱推命しないよ。何でプロが無料でしないといけないんだ」って当時から強く思ってます。
※例外がありました。家族や妻、娘は無料でかなり詳しく視ました。
あまりに法外な料金も良くないですが、あまりに価格を下げるのも、ご自身の労力とプライドを大事にしないやり方だと思います。お客が来ない時は、「料金を下げる」のではなく、まずは宣伝広告を頑張ることがポイントです。ウェブサイト、ブログ、SNSなど、色々と便利なツールを活用してみるといいです。
お客様が来ない時は、ブログ書きがお勧め
私もこれまでに、「最近、お客様少ないな~」と感じる時は何度もありました。そんな時に良いのが、「ブログ書き」です。本音でブログをどんどん書くことが、良いお客様を迎えることに繋がります。「本音」というところがポイントです。「綺麗ごと」で書いてるブログは、一時的にお客様が来ても、そのお客様は長い付き合いのお客様になり得ません。綺麗ごとではない、本音丸出し、本性丸出しで人間性をさらすからこそ、「この人、人間味があるな。面白いな」と感じて、良いお客様に繋がります。お客様も「人間」であり、人間同士のコミュニケーションを望んでいます。ロボットのような、人間臭さの見えてこないサイトは、アクセスは増えようとも、なかなか仕事に繋がらない可能性があります。
ロボットのような面白みのない綺麗ごとの文章でブログ書いても、読んくださる方の心には響かないものです。整ってなくても、あまりお洒落でなくとも、人間臭さを出した、喜怒哀楽をある程度、出した文章のほうがいいと思いますよ。