結論から言います。DV（ドメスティックバイオレンス）を平気でやるような男は、十中八九（じゅっちゅうはっく）、四柱推命で出すと命式が良くないです。五行のバランスが良くなく、DVをやらかしている最中の運気も良くないことが多いです。
そして、もう１つ特徴があり、DVをやらかす男は大体が「気弱（きよわ）」です。または普段は気弱でなくとも、運気の影響によりストレス多大で精神不安に陥っているなどです。自身をコントロールする理性も良心も気力も欠如した状態に陥っているため、精神的に脆い状態なのです。そして、自身の精神的なもろさを女性に悟られたくないがために、無理に虚勢を張ったり、大声を出して強そうに見せかけたり、表情を怖くして、腕力ではかなわない女性相手に暴力を振るったりします。
しかし内心、心はしんどく、不安と焦燥感と不幸感でいっぱいです。DVをやらかしている時点で、すでに精神は崩壊状態です。精神崩壊でメチャクチャなことをしても平気なのです。メチャクチャな相手に論理や道徳心はありません。だから負けないでください。そんなDV男は警察に突き出してください。
最近、人を殺める事件が多いです。小学４年生の女の子を虐待で殺した父親もいれば、SNSで知り会った女性を殺す３５歳男もいたり。虐待して我が子を殺した男は、配偶者にも暴力を振るっていたと報道で聞きました。
こういう暴力男、DV男についての四柱推命的な見解は前述の通りです。このような暴力男、DV男は例外なく、「心が弱い」ということ。または心が弱い状況に陥っているということ（今現在、運気が良くないなど）。心や気持ちがしっかりしていて、毎日、仕事を一生懸命して、仕事にやりがいを感じて、前向きに生きてれば暴力など、そうそうしません。たとえストレスがあっても、それを自分自身でコントロールできてれば、他者に暴力などしません。
暴力を行う人間とは、自身のストレスを自身で我慢できない状態ということです。自身のコントロールができていない状態ですから、何をやらかすか、誰にも分からない危険な状態です（そんな人間がその辺を普通に歩いていると考えたら恐ろしいです）。そして、現在の不遇を周囲や他に責任転嫁する。
子どもへの虐待を、「躾（しつけ）の一環だった」と言うのは虐待する人間によく見られます。これは、「自身の心の弱さ、人間的な弱さを自覚していて、それを家族や周囲の人間に悟られることを隠すために、自身を強く見せようとする行為の表れ」です。命令や高圧的、脅迫的な言動で相手を思いのままに動かして、相手を意のままに操れる自分は、強い人間なんだと自身の満たされない気持ちを慰めているということです。
自身の夢やプライドと現実の乖離（かいり）、自尊心が満たされない毎日によるストレス、自身の現状を受け入れられないストレスは心に悪影響を与えます。経済的な苦境、社会から必要とされていない、仕事が上手くいかない、対人関係が上手くいかない、恋愛、結婚が上手くいかない、家族から尊敬されていない、家庭に居場所が無いなど、全て大きなストレスになります。
そのストレスを解消するために、「自分を磨こう。勉強しよう。資格を取得して待遇の良い仕事に転職しよう」などと前向きに昇華できる方なら問題ありませんし、DVも暴力も起こりません。弱い人間は、「努力も自分磨きもしない、しようとしない、しようと考えもしない」ということです。私からすると、同情の余地は一切ありません。