四柱推命で見る親子関係  注意すべき組み合わせ

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親と子の関係。仲が良い関係もあれば、そうではない関係もあります。これまで16年、多くの相談者様の「親子関係のお悩み」に対して助言を行ってきました。

 

結論を言います。親子関係で「お子様」が悩みやすい組み合わせ(格局)は、親が内格(ないかく)で、お子様が従格(じゅうかく)の場合です。この場合、お子様は「自由」を求める人生を送りますが、親がそれを制限しがちになります。

 

父、母のどちらかが従格(じゅうかく)であれば、その傾向は多少、弱まりますが、両親どちらも内格(ないかく)だと、従格のお子様はそれはそれは窮屈な人生になりかねませんので要相談です(笑)。

 

※応用の見方として一例を挙げると、両親が内格でも、「食傷」が目立つ親が1人でもいれば、そこまでお子様の自由を制限しませんが、両親がどちらとも「官星」が目立つならば、お子様の自由は制限されやすいです。よって、そんなご家庭だと、お子様の人生の大半は「(親からの)自由を求める闘い」に労力を費やすことになりやすいです。

 

言い方は悪いですが、私から見て、「親が子の人生をせっせと邪魔している」ということが実際に起こっています。

 

親は、「子どものために、こういうことを躾けないと!こういう考え方を身に付けさせないと!」とでも思っているのでしょうが、従格のお子さんにとっては、「迷惑」以外の何物でもありません。従格のお子さんは、「自分の人生は全て自分で決める」のですから、私からすれば、ほおっておけばいいのですが、それを良しとしない親がいます。

 

親からの子どもへの制限は価値観の制限、行動の制限、就職の制限、進学の制限、友達付き合いの制限、恋愛の制限、結婚相手の制限、生き方の制限など多岐に渡ります。

 

内格の親は、そんな制限を子にしているとは全く微塵も気付いてなく、「良かれ」と思って、わが子に対して、自身の信じる考え方をせっせと伝えています(笑)。従格のお子様からすれば、いい迷惑なんですけど。

 

今回、説明したようなケースだと、「親子、仲良くしよう」とか、そんなありきたりな考え方は何の意味もありません。もし、親子で仲良くしたいと、親が少しでも思うのなら、まずはわが子の考えを少しでも知ったほうがいいでしょう。自身の考え方を我が子に押し付けていないか?強制していないか?我が子のことを本当に理解しようと日々、努力しているか?を省みるのが先です。

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