「価値ある新規のお客様」とは見ず知らずの赤の他人

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起業した方は、「集客」を毎日、考えるようになります。起業すること=「集客」みたいなものです。集客が上手くいかない方は、その起業した仕事を継続できなかったりして個人事業をやめたり、または起業した仕事だけでは収入が足りないため、会社勤め(パート、アルバイトなど)をします。それが悪いと言ってるのではありません。

 

ネットを使って集客を考える際、色々なやり方がありますが、「ネット」での集客が上手くいかないために、お住まいの地域の知り合いや友人、知人に声をかけたり、地元のお店と親しくなって、そのお店に来るお客様の中から、自身の仕事のお客様を探そうとする方を見かけます。また、そんな、地元で見つけたお客様候補者の方々をネットに呼び込んでブログなりサイトを見てもらおうと考える方もいらっしゃいます。それらのやり方が悪いと言っているわけではありませんが、「私はそんなことはしません」ということを、この記事で主張したいのです。

 

アメブロを悪く言うつもりはありませんが、アメブロで個人事業をやっている方々は(女性に多い)、アメブロコミュニティの中だけでお客様を募っているのだろうか?と感じる節があります。それが悪いと言ってるのではありませんが、私が普段から心がけている、「ネットでの集客」とはそんなものではありません。

 

弊社が当ブログで使用しているツールはワードプレスです。ワードプレスには、アメブロにあるようなコミュニティみたいなものは存在しません。ワードプレスを作ってサイトを作ったら、閲覧者がどんどん訪れるとか、足跡機能などはありません。それでもワードプレスは集客に向いています。

 

弊社が最もありがたい(嬉しい)、新規のお客様は、「見ず知らずの方」です。私が全く知らない、関係の無いところから、いきなり訪れるお客様(宮崎以外の他県からがほとんど)がありがたい、価値あるお客様だと思ってます。

 

私の知人の知人の知人などが、弊社のことを知って、「へえ~、延岡にそんな会社あるんだ。相談しようかな」と思っていただけるのは嬉しくないわけではありません。とは言え、「そんなこともあるでしょう」という風に思う程度で、そこまで嬉しくはありません。私の近い存在、身内関係のお客様とでも言いましょうか。そのような集客は「限界」が必ず来ますし、まったく力を入れていません。

 

それよりも、宮崎から遠く離れたところにお住まいの方が、「先生のブログを読んで、この人はなんか違うと思った」とか、「この人なら信頼できると思った」とか、そういう感じで新規のお客様になっていただけるのが、難易度は高いですが嬉しいお客様ですし、価値ある新規のお客様だと思ってます。

 

なぜなら、その遠く離れたところにお住まいのお客様の周りには、私を知る人は、まずいませんので。それにも関わらず、弊社のお客様としてサービスを利用されたということは、「見ず知らずの私を(弊社を)、信用してくださった」ということに他なりません。弊社が出している色々な情報をもとに、「この人は信用できる。この会社に相談しよう。この会社で四柱推命を習いたい」と思っていただけたということが、ありがたいし嬉しいことです。

 

近いところで(狭い範囲で)、お客様を集めるよりも、地元以外の見ず知らずの土地にお住まいの、見ず知らずのお客様を増やしたほうが仕事はうまくいきます。

 

そういう風になれるように頑張るつもりが、いつの間にか、「そんなの無理。先生みたいにはできない。先生のようなパンチのある記事は書けない。先生は先生だから、それができるんだ」などと、私からすると、わけの分からない理由で諦めた方もいるかもしれません。別にそれに文句は言いません。全ては必然ですから。

 

私が考える、「ネットを使って集客する」とは、「見ず知らずの土地の、見ず知らずの赤の他人をお客様にすること」です。弊社が今まで15年、しっかりと続いているのは、「私が住んでいる宮崎の方(延岡市や宮崎市の方)」を、集客すべき第一のお客様としてターゲットにせず、日本全国をターゲットにしてお客様を集客できたからです。

 

ネットで仕事している個人事業主の方々も、それが出来る方、出来ない方と分かれますが、なるべく努力して、できるようになったほうがいいです。いつまでも地元関係で集客に頼っていては、いずれ頭打ちになる時が来るかもしれません。

 

お客様が、「知りあいの友人とか」ばっかりの方は、もっと外部のお客様候補者にも目を向けたほうがいいです。

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