娘への躾

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娘への躾、教育についてお話します。私が最も重視して、娘に躾けたいこと(躾てること)、その考え方を糧に人生を生きていって欲しいこと。

 

失敗するのはすごく良いこと。間違うのはすごく良いこと。失敗しないことが良いことではないということ。失敗をたくさんするのはすごく良いこと。何ごとにも挑戦することが大事。何事も経験。「経験」には価値がある。何事もたくさん経験してこそ上手くいく。何度でも失敗していい。失敗をたくさんしたほうが成功しやすいということ。

 

何度失敗しても、お父さん、お母さんは怒らない。だから何度でも間違っても失敗してもいい。テストで100点ばかり取ってきても、運動会で徒競走で1位になっても、お父さんはあまり嬉しくない。

 

お父さんが嬉しいのは、「できないこと、初めてすることに勇気を出してチャレンジしたこと」。チャレンジして上手くいかなくてもいい。失敗を怖がらずにチャレンジできたことが偉いということ。いくら学校の勉強ができても、お友達に冷たくしたり、優しくできないのは絶対にダメ。お友達に意地悪をしたり、悪口を言うのは絶対にダメ。テストで0点を沢山取ろうと、勉強をたくさんして50点しか取れなくても、お友達を大事にできて優しくできるなら、それでいい。

 

子どもへの教育。それぞれ、ご家庭で色々な考えがあるでしょう。私は娘に対して、「間違ったり失敗することを恐れない。むしろ、やった~!また間違った!また失敗した!これでまた成功に近づいた!」という価値観を娘にしっかり植え付けたいと思ってます。

 

間違うことで、何が良くなかったか分かりますし、課題が見えてきます。失敗することで、「こういう風にしたら失敗してしまった。ということは、こういう風にすると失敗しないのではないか?」と自身で推測できます。この試行錯誤が大事ですし価値があります。太古の時代から、人間は試行錯誤して発展してきました。いきなり簡単に成功してしまうと、その間に試行錯誤する機会が無いので、いざとなったら案外もろいのです。

 

「失敗の経験」は、ものすごく学びが多いのですが、一般的には失敗を嫌ったり残念がったり、悔しがったりする傾向があります。様々なメディア、学校教育、長年の日本の風土のせいで、そうなったとでも厳しめに言っておきます。

 

失敗することや、間違うことはダメなこと、良くないことで、正確に速く間違わずにできることこそ良いこと、素晴らしいことと思い込ませるような教育は、私からすると良くない教育です。

 

「何度でも失敗していいですよ。1度のチャレンジで上手くいった人なんて、あとあと失敗や挫折した時にショックが大きいですよ。3度でも4度でも何度でもチャレンジしてから成功したほうが、たくさんの経験ができていいですよ~」という考え方をする人が、学校の先生の中には、ほとんど、いなかったです(私が気付いてなかっただけかもしれませんが)。

 

娘の人生への責任は私が取ります。とにかく、「考え方」が大事だと思ってます。あとは娘の運気や資質を見極めたうえで、要所、要所で最低限の助言をするだけです。

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