私は四柱推命を誰からも直接、習ったことがありません。私は、四柱推命の本を読んで学びましたので、その本の著者の先生から間接的に四柱推命を習ったとは言えるかもしれません。
私は四柱推命がとにかく好きで好きでたまらず(20代前半当時、四柱推命が非常に面白く感じた)、四柱推命の色々な本を読み漁り始めました。今の私が、「当時の私」に対して、中国式四柱推命でアドバイスするなら、「あなた、●●格ですね。四柱推命に向いてますよ。あなたの年で(当時23歳)、誰からも言われず図書館に何度も通って、年鑑から何百人もの生年月日と職業を書き写すなんてこと、よほど四柱推命が好きでないとしませんよ。あなた将来、四柱推命で食べていくようになるでしょう」と伝えます(笑)。実際、そうなりましたが、当時の私は何もそんなことを考えていませんでした。
2009年の開業以降、四柱推命を使ってアドバイスを始めましたが、アドバイスの際に何て伝えるか、何と喋るか、どんな感じで面談や電話で話すかは全て独学であり自己流です。お客様に対して、何とメール文章を打つか、何と話すか、どんな感じで伝えるか、全て、お客様1人、1人の命式を見て、大運、年運を見て、1人、1人考えます。マニュアル的なものはいっさい存在しません。
私はお客様に対して、「元気になってもらいたい、誤った認識を修正してほしい、そんなに悲観することはないと伝えたい、これから運気が良くなることを伝えたい、ネット上の無料四柱推命で出たほど、そんなに悪い生まれではなく、むしろ良い生まれということを分かってほしい」という気持ちで接してます。
お客様に対して、「気持ちや感情」が何かあるなら(湧くなら)、言葉は自然にスラスラ出ます。何とお客様に言えばいいか、何て伝えればいいか分からないということは(困ることは)、私の中では絶対にあり得ません。なぜなら、目の前に、私を信頼してお金を払って相談されている、お客様がいるのですから。その方を元気づけたい、励ましたい、心配しないでと伝えたい、大丈夫、安心してくださいと伝えたいなら、その希望にそうように言葉を発すればいいだけの話だと思います。最初は緊張して、上手く言葉が出ないかもしれませんが、それも全て経験であり糧になります。失敗をたくさん経験して上手くなります。最初から、私がお客様とお話するのが上手くできたわけでもありません。
「その言葉の声かけが分からないから聞いているんだよ」と思う受講者さまがいるのでしたら、私で良ければ練習台になりますので電話でお話しましょう(通話料は無料です)。
お客様に対して、「元気を出してほしい。これから良い人生になるだろうことを伝えたい。心配いらないということを伝えたい」と思うなら、普通の人間だったら何か言葉は出るでしょう。
人様に何てアドバイスするかとか、そんなものはご自身で自由に決めればいいことであり、マニュアルにそってアドバイスするとか、「こういう質問の場合は、こういう風に答える」と、あらかじめ決めておくとか、そういうものでは無い気がします。「仕事」をやたらとマニュアル化すると、こういう仕事はあまり上手くいかない気がしますよ。お客様はわりと勘は良いので、「今、この先生、動揺している」とか、「今、この先生、自信満々で調子が出ている」とか、すぐに伝わります。それらもひっくるめて、全て経験です。失敗も経験です。