夏休みの友

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暑い日が続きます。まだまだ夏だと思う方が多いでしょうが、本日8月7日の午前9時9分から暦の上では「秋」です。弊社開発の四柱推命ソフト・不動心で確認したところ、「本日の午前9時10分」で申月に切り替わりました。誤差にして1分です(惜しいですが、さすが不動心です)。

 

8月現在、気温は高いのですが、湿度は6月、7月頃と比べて、明らかに下がってきているのが体感で分かります。この変化が「秋」への変化の1つと言えます。少し前までの、じめっとしていた空気が、ここ最近は少し締まった感じがあります。暦上の季節感とは、そういった自然界の変化を踏まえた上でのものと考えればいいでしょう。この、ちょっとした自然界の変化に体感で気付ける方は四柱推命が向いています。四柱推命には「季節感」が備わっています。

 

それと弊社の夏季休業ですが、8月10日(土)から8月15日(木)までとします。6日間、続けて休業します。近日中に個別に連絡すべき方にメールいたします。

 

話は変り。お子様が夏休みに入って、ご家庭で楽しく過ごされている方も多いでしょう。お子様と過ごす時間が増えるのは良いのですが、お子様の相手をすることも増えますし、食費や、その他の費用もかさみがちになります。子どもの夏休みの宿題を見て、アドバイスされてる方もいるでしょう。

 

私が小学生のころ、「夏休みの友」という「夏休みの宿題」がありました。他の地域では別の呼び名だったりするようです。わが娘も「夏休みの友」ではありませんが、可愛いキャラクターが載った問題集を学校からもらってきました。その問題集を毎日、解いてます。合計で80ページ近くある、なかなかの量の問題集です。私が小学生のころに解いていた夏休みの友よりも、遥かにボリュームがあります。

 

私は、その分厚い問題集を見て、「どういう風に娘に伝えたら(やってもらったら)、この問題集を早く終わらせることができるだろうか?」と考えました。

 

夏休みに入り(延岡は8月1日から夏休み)、毎日、毎日、言い方を変えて問題集に向かわせました。「毎日、3ページやろう」とか、「毎日、5ページやろう」とか、「今日は国語だけしなさい」とか、「今日は算数だけしなさい」とか、なんとか娘が問題集を早く終わらせるようにと、あれこれ言い方を変えて伝えましたが、どうも問題集が進みません。毎日、進んでも、せいぜい3ページぐらいです。

 

毎日3ページ程度の進捗だと、80ページ÷3ページ(1日)で26.666日。毎日必ず問題集を解いたとしても、26日以上かかる。毎日、問題集を必ず解くとは限らないし、宿題は問題集だけでなく、作文や習字など色々とある。このペースでは夏休み中に宿題が終わらない可能性が高い。

 

8月終わり頃になって、娘の宿題の手伝いで時間を取られるのは嫌だ!早々に宿題を終わらせて欲しい!ということで、「娘にやる気を出してもらえる問題集の取り組み方」を毎日、考えて、それを娘に伝えて反応を見ました。

 

私は宿題に対して、そこまで労力と情熱をかけなくていいと思ってます。その宿題をやったことで学びになったとか、そんなことは二の次で、「期日までに学校に出せれば、それでいい(学びになった、ならない、記憶に定着したなどはどうでもいい)」と本気で思ってます(あまり良くない考えでしょうが 笑)。

 

私らの時代の「夏休みの友」が、私個人としては、「先生に怒られないための最低限の提出物」でした(笑)。私が小学生時代にできなかったことを、小学生の娘にさせようとういう気には全くなりません。

 

そして昨日6日。娘は19ページも問題集を解きました。素直にスゴイ!と思いました。どのような声かけをしたか?というと、「問題集を2ページ解いたら、テレビ(好きなアニメ)を15分観ていい。テレビを15分観たら、また問題集を2ページしよう。そしてテレビを15分観る。疲れたら、おやつを少し食べて10分ぐらい休憩しよう。眠くなったら昼寝してもいい。元気になったら、また問題集を2ページ解いて、15分テレビを観る。これの繰り返しでいこう」と伝えました。

こんな感じの宿題の取り組み方が、果たして学びになるのか?娘にプラスになるのか?よく分かりませんが、「娘の夏休みの宿題は期日までに出せれば、それでいい」と思っているので、学びになろうが、なるまいが、どうでもいいと思ってます。私にとっての学校(義務教育)の勉強とは、極論を言えばそんな位置づけです。本当に社会で役立つ、「お金になる」勉強は学校外で自身で身に付けてもらいたいと考えてます。

 

このやり方は、娘も気にいったようで、どんどん問題を解いていきました。おそらく、今日7日、明日8日中に80ページ近くの問題集は全て終わるでしょう。娘が、きちんと身を入れて問題を解いたとか、そんなことは、正確に確かめようがないですし、とにかく宿題を期日までに(できれば期日よりも、だいぶ速く)、終わらせて学校に提出する。それができればオッケーです。

 

声かけ1つで、物事への取り組みは変わるものです。四柱推命を学ばれている受講者さまへの声かけも、気の利いたやる気を引き出すようなものをしたいと思ってます(なかなか難しいことですが出来る限り、やります)。受講者さま自身も、ご自身が最も効率よく学べそうな、学びが捗りそうな勉強法をご自身で見つけて欲しいと思ってます。

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