年末企画、毎日ブログを1記事、頑張ってます。今回は受講者さまからご提案いただいたテーマです。受講者さまからの文章をそのまま載せます。
弊社が四柱推命の鑑定書を出さないのはなぜ?
※下記は受講者さまからです。
四柱推命鑑定をされている方で、鑑定書を作って渡している方を多く見かけます。私も以前、みていただいた時に鑑定書を受け取りました。素人には分かりにくい言葉もたくさん並んでいて、よく分からない部分も多い反面、分かりやすい言葉で書いてある自分の資質や適職などは文書が手元に残るので見返すことができて、その部分は良いと思いました。
先生は口頭とメールで相談内容に答えて、格局など専門的で細かなことは基本、お伝えしないスタイルでされていますが、
※今現在は、メールでのお伝えは行っていません(最近、メール相談は中止しました)。
①四柱推命の鑑定書を作ろうと思ったことはありますか?
②専門的なことを積極的にお伝えしない理由は何かあるのですか?
四柱推命鑑定書を出さない理由を説明します。
なるほど!お答えします。①についてですが、鑑定書を作ろうと思ったことはありますが(開業年の2009年の最初頃)、2009年の途中で、「鑑定書は出さない」と決めました。そう決めた理由は、弊社は「四柱推命鑑定書」を出すことを、「仕事」としてやりたいわけではないと強く思ったからです。2009年の途中から、今まで12年の間、鑑定書は出していません。
②についてお答えします。私個人の考えですが、「占い師」と「アドバイザー(コンサルタント)」の違いだと思っています。私はそもそも、巷にあふれる四柱推命占い師ではありません。四柱推命は、バリバリやりますが、四柱推命占い師ではないとは、「意味が分からん」と思うかもしれませんが、私個人は、そのような意識です。
弊社は、お悩みの方、お困りの方へのアドバイスのために、「四柱推命」を用いるというスタンスで仕事をしています。「四柱推命鑑定」自体がサービスではありません。私からのアドバイス自体が「サービス」であり、四柱推命は、そのための道具、ツールと考えています。ただ、私自身の四柱推命技術を期待されて、相談される方はいらっしゃいます(そこまで拒絶はしませんし、ありがたくお受けしています)。四柱推命鑑定書は出しませんが、アドバイスする中で、「どうして!わかるんですか?」みたいなやり取りはありますし、「ちょっと占い師らしいことを言ってみようか(驚くかな~)」と考えて、占い師らしく言い当てるなど、やることはあります(規定のサービスではないので毎回はしません。気が向いたらやります)。
私(弊社)が想定している相談者さまは、「四柱推命占い」を受けたいお客様ではありません。弊社にご相談される方は、現実的な見通しを知りたい方、人生の方向性を知りたい方、お悩みを解消したい方などを想定しています。私がしたい仕事が、そういうことであり、「四柱推命鑑定書」を出すこと自体に、「意義と必要性」を感じないので、出さないということです。
※ただし、電話相談、面談での相談時に、四柱推命理論を用いて話すことはありますし、解釈についてお話しすることはあります。格局を聞かれたら伝えています。四柱推命理論の質問にも、大体のことにはお答えしています。また、各コースの最上位では、命式表と年運表をお渡ししています(鑑定書とは言えないものですが)。
私は、お客様に四柱推命理論や、四柱推命ではこう出てますよ!みたいなことをお伝えして、楽しんでもらったりみたいな、「あまり切羽詰まっていない、ご相談者様への四柱推命サービス」を提供すること自体、「やる意義、必要性」を感じていません(だから四柱推命占い師では無いと思ってます)。私はそのような仕事、業務をしたくないので、しないだけです。私がしたいこと、望みは究極的には、「その相談者様の人生が良い方向に向かうこと」です。
弊社に依頼されるお客様は、「何年から仕事運が良いか、何年に結婚しそうか(何年が結婚に良いか)、何年が病気に注意か、今の仕事は合っているか、こういう働き方で良いか、対人関係で悩んでいる、こんな状況だが、どう打開したら良いだろうか、この病気は良くなりそうか(あまり良くならないか)」など、比較的に現実的なご相談をされます。「占い好きな占ってちゃん」ではなく(そんな客は受けていません)、「こんなことで悩んでます。困ってます」みたいなお客様が多いです。
それに「お答えすること、アドバイスすること」が、弊社の仕事だと思っています。そんなご相談に、紋切り型の四柱推命鑑定書をお渡ししても、あまり役立たないばかりか、的外れな可能性もあります。四柱推命鑑定書をもらって喜ぶ方もいるでしょうけど、弊社は、そのような方を、ターゲット(狙うお客様)として捉えていません。
以上、説明しました。おわかりいただけたでしょうか。ご意見などありましたらメールしてください。