ここ最近、印多身弱(いんたみじゃく)のお客様の命式を拝見しました。う~ん、この印多身弱という格局は、いまだに解釈のことなど分からない点が多いです。格局判断はかんたんに分かるのですが(印多身弱になる、ならないの定義は完ぺきに理解しています)、読み解き、解釈の段階になると、けっこう分からない点があります。
全く分からないことはありませんが、数ある格局の中で、印多身弱だけは、まだまだ、「判断のさじ加減」が完璧に掴めていません。しかし、今回のお客様からの情報により、非常に学びがありました。印多身弱、なかなか奥深さがあります。四柱推命の教科書には全く載っていないことが今回、学べました。四柱推命の原書にも秘伝書にも、このことはいっさい載っていません。秘伝書とは、その程度のシロモノということです。
今回のお客様が印多身弱でしたが、私の友人男性(印多身弱)と似ても似つかない気がして、あれこれ考えました。私の高校時代からの友人男性が印多身弱なのですが、今回のお客様との違いが大きすぎる気がして、だいぶ考えました。その結果、ある共通点に気付きました。その共通点を踏まえて考えると、「違いが大きすぎるように思えたが、そこまで違いは無い。やはり、印多身弱に共通するものが明確にある」と感じました。
私は今でも、日々、四柱推命を学んでいます。四柱推命の学びが完全に終わる日は来ないでしょう。四柱推命を難しいと思ったことはこれまで1度もありませんが、「四柱推命って、なんて奥深いんだ」と思ったことは100万回くらいあります。私が四柱推命を学び始めて25年が経過しました。25年学んでも、果てが全く見えないのが四柱推命です。
話は変り。ネット上に色々と四柱推命講座がありますが、数か月程度の学びで「修了証」とか、「四柱推命の資格」が取得できるという講座は、いったい何をもってして、何を根拠に「終了」と定めたのでしょう?数か月の学びで得られる四柱推命の資格って、いったい、どこで役立つのでしょうか。疑問だらけの四柱推命講座が世の中に多いです。
「四柱推命の学びに終わりはない」ということ。それが私から、皆さんに言いたいことです。よって、四柱推命を数年でマスターしたとか、「四柱推命を数か月(数年)でマスターできます」とか、そんなことを言ってる人物や団体がいたら少し注意したほうがいいでしょう。
私は四柱推命を21年勉強していますが、まだ全然マスターしていません。21年勉強しても分からないことばかりです。こんな要領の悪い、覚えの遅い私ですが、今後とも宜しくお願いします。