当講座の受講者さまより、下記のようなご質問を受けました(回答はお電話でしました)。「誹謗中傷するやつらは、あなたを妬んでいる。あなたが良い意味(能力や人柄など)で目立ったり目に留まるから、それを羨ましく感じたり、妬ましく感じたりして腹が立って、悪口言ったりして、困らせたりしたいんだ。あなたに不幸になって欲しいと陥れようとするんだ。だから気にすることはない」というようなことをお話しました。
※●●の箇所は「職業名」です。
事実ではない事が書かれたり、賛否両論色々書かれていました。
気にしないようにしていても目にしてしまったからには、内心少しショックを受けてしまいしばらく気にしていました。
先生はこのような時はどう捉えますか。
私も過去に、あれこれネット上で悪口やら、あること無いことやら、私の名誉を棄損するような内容を書かれたことがあります。当時、とある受講者さまが、わざわざ教えてくれたのです。「先生!大変です。先生のことが●●で書かれてます!!」って(笑)。別に大変じゃないのですが。こういう冷静さを欠いた早合点な受講者さまも少し困りものです。
今なら、「そんなもの無視すればいいです。ほおっておきなさい」と言うだけですが、当時は若かったですし、今のように自信に満ち溢れていませんでしたから、やはり他人が自身をどう思っているのか?が気になるわけです。
で、やめておけばいいのに、その書かれているところを覗いてみました。やはり、相手は誹謗中傷することに慣れているというか得意なようで、私が意気消沈したりショックを受けて落ち込みそうなことを的確に突いて書いているな~と感じました。ただ、「嘘八百」も半分近く書いてました。書かれている内容の真実が半分くらい、あとの半分は全てウソでした。
当時は、それらの書き込みを少し気にして、ブログで言いたいことを言えなくなったりしました。まあ、あまり気にしないように努めていましたが、それでも多少は気になる。そんな感じで、すっきりしない気持ちのまま時間が経過していました。それが開業して2年目から3年目頃の出来事です。潮目が良いほうに変わったと感じたのは、弊社が法人成りした2013年頃からです。明らかに、その頃から誹謗中傷などを受けることが減りました(ほとんど無くなりました)。
個人事業主相手には平気で誹謗中傷するようなロクデナシでも、法人相手には、「相手が法人だと、金もそこそこあるだろうし、弁護士など雇っているかもしれない(雇っていなくても、いざとなれば相談するだろう)。万が一、こっちを訴えてくるかもしれない。訴えられたら負けるだろう」など考えて、少し躊躇するのかもしれません。
そういう、自己保身のための最低限の知恵はあるようです。非常に姑息ですね。弱者に強くて、強者に弱い。負けそうな喧嘩は吹っ掛けない。勝てそうな弱そうな相手に対してはトコトン追い詰めていく。イジメと同じようなものです。
そんな誹謗中傷。もしアナタ自身がネット上で誹謗中傷されたら、どうしたらいいか?
無視が1番いいのです。相手にしない。気になるけど気にしないようにする。それが1番いいです。相手は、あなたが落ち込んだり、元気をなくすのが嬉しいのですから。しかし、「無視すること」が難しい方もいるでしょう。どこにも相談する相手がいない。もし、弊社の受講者さまの中で、現在、そんな誹謗中傷を受けている方がいましたら、私で良ければ無料でお話を聞いてアドバイスします。遠慮なくご連絡ください。
誹謗中傷する人間は、心にすきま風が吹いていて満たされていません。幸せそうだったり、能力が高くて仕事ができそうに見えるアナタを妬ましく思って、アナタの悪口を周囲の人間に言ったり、誹謗中傷して憂さ晴らししています。そんな卑怯者と同じレベルに成り下がることなく、毅然とした態度で接しましょう。その相手に接したくないなら、「完全無視」で良いです。