四柱推命の十二運(じゅうにうん)は何に使うのか?

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怒涛のブログ書き。今回は十二運(じゅうにうん)についてです。結論から言いますと、私は十二運(じゅうにうん)を四柱推命では使いません。お客様の四柱推命判断においても、十二運は出しませんし使いません。十二運(じゅうにうん)に意味が無いとか、そういうわけではないのですが、私の行う中国式四柱推命では、別に気にしなくてもいいシロモノなので(気にしてもいい。どっちでもいい)、使いません。

 

簡単に言えば、十二運は、地支の強さを見るものですね。私のやる中国式四柱推命の考え方で言えば、「根の強さ」の判断と十二運の表記(強さ)が、ある程度、連動(符号)しています(ある程度です)。

 

例えば、壬や癸の根としては「亥や子」が強いのですが、十二運表で見ると、壬の帝旺が「子」で、癸の建禄が「子」です。十二運にて、帝旺や建禄は強い十二運とされてます。

 

十二運。20年前、私が四柱推命を勉強し始めのころに読んでた本で十二運(じゅうにうん)が載ってました。確か日干から4つの地支を見て出すものです。Wikipediaで十二運表がありましたので載せます。

なるほど。現在、四柱推命をある程度、分かった時点で、改めて十二運の表を見てみると、「なるほど」と納得できる点もあれば、「なんでそうなるの?」と思う部分もあります。

 

例えば、日干が辛で、「酉」を見ると建禄とありますが、「いや、辛で酉は帝旺でしょ!」と思いませんか?。庚で酉が帝旺も分かりますが、辛で酉は帝旺でしょ~。

戊で午が帝旺というのもよく分かりません。戊の帝旺なら、辰か戌でしょう~と思いますが。

 

その他、甲で申で「絶」なので、「なるほど。日干を剋す五行の十二支が絶になるのか」と思いきや全てがそうではないようで、己で子が絶だったり(己には木行の寅、卯、辰などが絶じゃない?と思ったり)。

 

私からすると(私のやってる中国式四柱推命からすると)、この十二運表、どこか整合性が取れてない気がしないでもないですが(笑)、まあ、いいんじゃないでしょうか。この整合性がちょっと怪しいところがキモなのかもしれませんね。

 

十二運表に対して、突っ込みを入れれるほど、四柱推命のことが分かった上で、十二運表を使おうとか、使わないとか選択ができると、十二運をさらに使いこなせるでしょう。私は十二運は使いませんが、これはこれで意味はあるとは感じます。

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